第13課 故事成語で知る文の構造②
──文法のまとめ・その2
12課の続き。漢文の構造を理解し、日本文との違いを確認するため、次の故事成語を漢文に直してみよう。ここで取り上げている例題は、やや長い句が文の成分になっているものや、複文の構造になっているものである。
25 天下を治むること、之(これ)を掌上に運(めぐ)らすべ(可)し
26 三年父の道を改むること無きは、孝と謂うべ(可)し
27 姦無きを以て吠えざるの狗(いぬ)を畜(やしな)はず(不)
28 書を以て御(ぎょ)を為す者は馬の(之)情を尽くさず(不)
29 始めは処女の如く、終りは脱兎の如し
30 豹は死して皮を留(とど)め、人は死して名を留む
31 将を射んとせば、先(ま)づ馬を射よ
32 心頭を滅却(めっきゃく)すれば、火も亦(ま)た涼し
33 桃李言(ものい)はざ(不)れども下自ら蹊(けい)を成す
34 一葉落ちて、天下の(之)秋を知る
35 朝(あした)に道を聞かば、夕(ゆふべ)に死すとも可なり
36 尺蠖(しゃっかく)の屈するは、以て信(の)びんことを求むるなり
37 知慧(ちえ)有りと雖(いへど)も、勢いに乗ずるに如(し)かず(不)
38 尽(ことごと)く書を信ずれば、則ち書無きに如(し)かず(不)
39 自ら反(かへり)みて縮(なほ)くんば、千万人と雖も吾往(ゆ)かん
40 善人尚(なほ)以て往生を遂ぐ、況(いはん)や悪人をや(乎)